夜明けのハミング

成人発達障害、睡眠障害、愛着障害、複雑性PTSD、低血糖症――らとつきあいながらの半世紀。絵を描いたり歌ったりしながら、ゆるゆる生きる。どこまで健全に近づけるだろう?

産まない、という選択

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                            小川未明「赤い蝋燭と人魚」いわさきちひろ

ご訪問ありがとうございます。

 

 これは、ほとんど独り言に近いのですが、かなり強い毒環境に育った女性たちが子供を当たり前に産む、というの、大昔から凄すぎる!

と、のけぞっていました。

子育てをするようになってから、どうも何かおかしい・・・

自分が育った環境はフツーだと思っていたけれど、何か問題があったのかも・・・

となる女性達も少なくないようです。

でも、悩むまでもなく、明らかにおかしいだろっ!!!

という環境で、じゅうぶんな自分癒しの期間なく、年齢制限もあるけれど、一般的に自分の赤ちゃんを抱きたい、等で大きな疑問なく産める女性達って凄い。凄すぎる。

女性にはタイムリミットがあるので、残酷ですね。

出産・子供がまだ幼く間に合ううちに、どんな過去をしょっていても、それまでに何とか正常化?しなくては、世代連鎖となってしまう・・・。

なにかで読んだのですが、世代連鎖だか機能不全家族での重症度だか・・・いちばん重くなるのは、ありがちな暴力ふるいまくりの横暴父親と息子・暴力父親と娘・毒母と息子ではなく、毒母と娘のパターンだそうです。

家庭をもつこと、母となることへの恐怖心までしょってしまうからではないでしょうか?

自分の場合、若い頃、決して女の子の母になってはいけない。

と、強く感じていました。

男の子ならもしかして何とかなるかも・・・でも、女の子は無理。絶対、無理。

産み分けられる自信もないし、産み分け法で失敗して娘だったら、間違ってこの世に誕生させてしまったことになる・・・等々。

何しろ、20代や30そこそこ当時、その辺の幼稚園や小学生の女の子がのびのび甘えているような姿を見るにつけ、内心ど突き倒したくなるようなどす黒いものを感じていましたから。。勿論、実行にうつすようなことはありませんでしたけど。

そんな自分が、娘のまっとうな母親になれるはずがない。

なってはいけない、という自信だけは満々。

大昔、結婚話に進展した相手にも、堂々きっぱりと「子供産む気はなし!!」と公言し引かれた。。

ごく普通のこととして、周囲にも、「万一女の子を産んでしまったら、すぐに養女に出す。」と当たり前に話してた。変わりすぎだ、とドン引きされていましたが。

ずっと絵を描いておりますが、かつて描いていた子供の絵は、もっぱら男の子中心。あまり積極的に少女とかを描きたい、と思ったことがありませんでした。

お陰さまで?、娘も息子も産むことなく生き延びておりますが。

それでも、40の声も過ぎた頃には、もしかして産めばなんとかなったのかも・・・と、考えても仕方のない疑問がフツフツ沸くこともありました。

最近になって、ある友人にそんな話をメールでしたところ、その返信に救われたものです。

本人の了承を得て、抜粋。

 

ばーばらさんの、何処が変わりすぎなのか?と思います。

こんな誠実な親心、私あまり知りません。

むしろ、かなり心を動かされます。

 

せっかく生を受けて生まれる子の健やかな成長を望まないはずはありません。

だから、自分では駄目だったのです。

欲しいのに授からない、という健全な両親のもとで育ってほしい。

こんな話をカウンセラーというような人々に話したことはありませんが、したとしても、こんなにホッとできる返答は得られなかったでしょう。

こんな自分も「親心」と言ってもらえるとは。

 

画像は、小川未明作の日本の名作童話「赤い蝋燭と人魚」。いわさきちひろさんの、最期の絶筆絵本。

この話で、人魚の母親は、生まれる子の幸せを願い優しいと聞いた人間界にたくすのですが、人間の欲により哀しい結末に・・・。

人間達のために、ひたすら蝋燭に絵付けをする少女の姿。物静かに、訴える瞳。

 

友人からのメールで、この話を思い出したのでした。

 

生まれた命が、安心して育っていけるように。

当たり前の自尊心が、当たり前に育めるように。

挫折しても立ち上がれる底力をもてるように。

信頼できる人々、良き仲間に出会えるように。

そして、当たり前に子供を産み育てたい、と思えるように。

親であること、大人であることを楽しめるように。

一人の子供に、複数の大人がかかわれるように。

ひきこもりなどのとりこぼしが、最小限となるように。

そんな社会であるように・・・・・・

 

独り言です。

おつきあいいただき、ありがとうございました。

 

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